ああ穴掘軍隊、弾痕物語~俺の臀は貴様と共に~第14話


第14話。試験はパスしたが…

前回記事はこちら。

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立ち去ろうとする木村に、二郎が質問する。

「あの、木村さん!さっきのは一体…」

「…気にするな、そのうち日常になる」

木村はそう言い放つと、教官室を出て行く。

「…二郎、俺たちも行こうぜ」

三四郎は二郎に声をかける。

「わかった、とりあえず寮に戻ろう…」

二郎は小声で返事をするのが精一杯だった。

寮に戻る途中、二人はそこかしこで「事件の事後処理」を見たが、誰も二人に話しかける者はいなかった。

自室に帰った二人は、一息つく。

「やれやれ、ちょっとは休めるのかねぇ…」

三四郎が小言を言いながら、ベッドに横になる。

「うん…何もしていないけど、僕も少し疲れたな…」

二郎も三四郎にならい、自分のベッドに腰掛ける。

二郎は今日合った出来事を振り返る。

同性愛の強要に、謎の事件。そして、目の前での人の死。

二郎にとって、いずれの事柄も経験したことのないものだった。

考えてもみれば当然だった。

田舎暮らしの二郎にとって、軍隊に入るということは、未知の世界への挑戦そのものだ。

しかし、まさか初日からこうも押し寄せるものか。

二郎はこれから先の生活に不安を覚えるのであった。

「おい二郎、寝てんのか?」

気が付くと、二郎はベッドに横になりうたた寝をしていた。

「なんだ、意外と根性すわってんじゃねえか、こいつ…」

三四郎も毒づくと、一眠りすることにした…


Tidax
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