ああ穴掘軍隊、弾痕物語~俺の臀は貴様と共に~第9話


第9話。意味深な木村の言葉。前回記事はこちら。

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お互いにイカせる…?

木村の意味不明な言葉に、目を見合わせる2人。

「木村さん、冗談ですよね?」

二郎は、慌てて声をあげる。これは冗談で、ただ反応を見たいだけなのだろう。

「うん?冗談とはなんだい?」

木村は、大真面目な様子で言い放った。

「意味はわかるよな?イクとは、つまり射精することだ。君達は童貞か?」

二郎も三四郎も黙ってうつむく。

「ああ、すまん。妙なことを聞いた。そりゃ君達の年なら、童貞は自然なことさ。むしろ、そっちの方が好都合だ。女の味を知る前に、男色に染まる方がいいこともある」

男色…

その言葉を聞いた瞬間に、二人は受け入れがたい現実にぶちあたる。

冗談ではなかった。穴掘軍においては、男色は当然の掟だったのである。

「軍人さんはー穴が好きー!穴で繋がる穴掘軍隊は最強ー!」

いつかどこかで聞いたあの童歌は、本当だった。ただ、意味が違ったが。

二人はそれを痛感し、お互いの顔を見る。

三四郎が口を開く。

「わかりました、理解はしました。しかし、今すぐってわけにもいかねぇでしょう?木村さんの目の前でいたせってのも酷じゃあないですか?」

木村が笑う。

「はは、まあそうだな。私は事務所に戻る、忙しいのでね。だから、君達は安心してつがいになれ。なに、証拠を見せれば良い…」

木村はそういうと、ティッシュペーパーを取り出す。

「二人とも、フィニッシュはこれにしろ。一部でも良い。それを私に提出するのだ。良いか?」

二人は元気よく返事をする。

「うむ、良い返事だ。では、待っているからな。決心がつかなければ私に言いなさい、家まで送ってやろう」

木村は部屋を出て行った。

二郎は三四郎に聞く。

「なあ、三四郎君。まさかやろうってんじゃないだろう?」

三四郎は笑って応える。

「当たり前だ、気色悪い。お前も想像しているとおりさ、誤魔化すんだよ!」


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