ああ穴掘軍隊、弾痕物語~俺の臀は貴様と共に~第8話


第8話。つがいの儀式とは…?前回記事はこちら。

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「愛の儀式が必要だ」

そう言い放った木村に、二人は唖然とする。

それも当然だ、今まで男同士で愛など育んだことはない。

そんな二人が、穴堀軍に入った途端、つがいとなって愛の儀式を要求されているのだ。

「ん?どうした、知らなかったのか?」

固まる二人を見て、木村が声をかける。

「まったく…募集所には、事前に説明しろと言っているんだがな…まあ、そうしたらここまで来てないか?」

木村がため息を吐いて続ける。

「しょうがないんだよ、信頼が一番なんだ、我が軍は。そのためには、照明が必要だ。わかるだろう?」

二郎は動揺を隠せず、質問する。

「あの、木村さん。僕の性癖はノーマルというか、女性にしか欲情できないんです!」

三四郎も続ける。

「お、俺もです!大体、そんなこと聞いてないですよ!」

慌てふためく二人に、木村が諭すように言う。

「気持ちはわかる。大体の奴はそうだ、同性愛の経験も希望もない。しかしだな、お前ら、ここでそんな態度とったら穴堀軍に入れないぞ?」

その言葉を聞いた二人は、押し黙る。

「木村さん、僕達は…今ここで愛の儀式をしなければならないのですか?」

二郎はなんとか声を絞り出す。

「勿論だ。でなければ、君達を穴堀軍に入れる訳にはいかん」

三四郎が割り込む。

「待ってください、愛の儀式ってのは…具体的に何をすれば良いんですか?」

木村がニヤリと笑う。

「ふ、お前らそれを聞いたら耐えられんかも知れんぞ?」

木村はもったいぶった様子で間を伸ばす。

そしてようやく口を開いた。

「お前らお互いに…イカせろ。わかるな?」


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