ああ穴掘軍隊、弾痕物語~俺の臀は貴様と共に~第7話


第7話。穴掘軍の教育とは…?。前回記事はこちら。

----

ガラリと教育室の扉が開くと、若い男が入ってくる。

「君達だけか、今日の入隊希望者は」

男はそう言うなり、教壇に立つ。

「私は木村中尉だ。ここで教育係の幹部として勤務している」

二郎と三四郎は、自然と直立して挨拶をする。

「よろしくお願いします!」

二人が元気よく挨拶をすると、木村は着席を促す。

「うん、元気があってよろしい!」

木村は満足そうに続ける。

「君達も知ってのとおり、我が穴掘軍はクーデターに成功したばかりで、はっきり言って余裕がない。猫の手も借りたいほどに忙しいところだ」

木村は二人の目を見つめる。

「いつ旧政府の反撃が起こるかもわからんのだ。つまり、治安維持のための戦いは厳しいものとなることが予想される。そのための訓練も厳しい。覚悟は出来ているか?」

二郎と三四郎は顔を見合わせる。

「勿論です!」

木村は頷く。

「よし、それでこそだ。では、我が軍の訓練について説明する前に…」

木村は二郎と三四郎の肩に手をかける。

「君達、つがいになれ。わかるか?」

二郎はあっけにとられた様子で、首を振る。

三四郎が口を開く。

「つがい…ですか?よくある、バディ的なことではなく?」

木村はにやりと笑いながら話す。

「無論、君達はバディである。しかし、それ以上につがいなのだ。我が軍に裏切りものは要らない。政治的イデオロギーの対立も許されない。文字どおり、僚友への愛情とともに生き、戦うのだ。そのためには愛の儀式が必要だ」

二郎は頭の中が真っ白になっていた。


Tidax
  • Tidax
  • 地獄の生活を送る人間です。
    這い上がるため、ブログをとりあえずがんばります!目指せ収益化!
    ブログ記事の内容はなんでも。特にブログ日記、ニュース、航空軍事関係、ファイアーエムブレムヒーローズです。最近は下ネタ、BLもやってます。
    最新記事はTwitterから。
    どうぞよろしくお願いいたします。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA