黙ってる人は何も考えていないのか? 人を侮ることなかれ…
2019年4月26日
今日は哲学的?なことを。なんちゃってですが。
闇には何も無いのか、黙ってる人は何も考えていないのか。そんな話。
闇には何も無いのか?そんなはずは無いんですよ。
自分が知覚出来ていないだけなんです。
つまり、見えていなかったり、聴覚で言えば聞こえていない、と思ってるだけ。
本当は、何かが蠢いているかもしれないし、音はしているのかもしれない。観測されていない又は出来てないだけ。
例えば、灯りをつける前の部屋。そこには、見えていないだけで、家具なんかはありますよね?
同じことが、黙っている人についても言えます。
黙ってる人って、意見がないだとか、何も考えていないだとか、とかく見られがち。
本当は違うんです。言葉や態度に出さないだけで。
知覚出来ていない、してないだけ。
なので、黙っている人、大人しい人を軽視したり見誤ると、とんでもないことになる。
サイレントマジョリティ、ノイジーマイノリティなんて言葉もありますが。
声がでかい方の言い分は通りやすいし無視できないですが、それがいつでも正しいワケではない。
ノイジーな言い分は、サイレント勢力の我慢の限界に達したときに、取り返しのつかないことになるかもしれない。
バランス感覚が大切。誰にとっても正しい正義なんて、ありえない。人の上に立つ者は、そこを飲み込んで、理解しないといけませんね。
最近多発傾向にあるテロなんかは、このあたりに悲劇の原因がある気がする。
自分たちの考え方、宗教が正しいと信じて布教する。
その土地の信仰は驚きながらも、少数派の意見を最初は黙認する。
そして我慢の限界に達した時、破壊的行為に及ぶ。ってな感じでは?
ということで、黙っている人を軽視してはいけない、というお話でした。