Vtuberの情事 第2話「新企画」 ※犬山たまき様夢小説
2020年12月22日
2021年1月3日

Vtuberの情事 第2話「新企画」 ※犬山たまき様夢小説、18禁です。
前回記事はこちら。
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♪チャラチャラチャーランラーン♪

「ご主人様、わんたま~!」
たまき君の放送が始まる。
いつみても、たまき君は可愛い…
はねるたまき君の髪。
目を奪われる、八重歯。
子犬のように輝く瞳。
手こきと揶揄されるが、左手の動きも可愛い。
つまり、全部可愛い。
そんなたまき君が、気が付いたら新企画の説明をはじめていた。
「リスナーのみなさんの家にお邪魔して、ガチ対談しまーす!」
SNSで告知もされていた企画。私もダメ元で応募していた。
女だし、変なおじさんよりは…チャンスがあるはず。
そんな淡い期待を抱いて応募していたが、たまき君は超人気Vtuber。
応募者だけでも1万人に迫ろうという勢いで、当選は夢の又夢…正直、絶望的だった。
「初めてでドキドキしますが!東京都にお住まいのペンネーム巨〇お姉さん!この方のお家にお邪魔することにしまーす!」
…えぇ!?
私のペンネームが選ばれた…の!?
「さすがの僕も、打ち合わせをしないと怖いのでぇ!今からDMしまーす!」
スマホを見ると、すぐにDMを見る。
…来ていた。紛れもなく、たまき君だ!
私は、興奮で震える指を抑えながら、なんとか返信する。
「あれ!さすが僕のリスナーさん、反応が早い!」
たまき君に届いたようで、安心する。
「ちょっと!僕が巨〇のお姉さんでオギャリたいだなんて失礼な!」
画面の中で、他のリスナーのコメントにツッコミを入れるたまき君。
私におぎゃってくれるのかな…そうなったら、どんなに幸せだろう…
動画を見終わってから、私は妄想が止まらず、一人でいたしてしまった。