Грустная любовь:ウクライナ✕ロシアの恋愛小説 第3話

怒られるまでやるこの小説。
ウクライナ情勢も大分きな臭い状況になって参りましたが…
平和を願って、BL小説を書くのですw
第2話はこちら。
キャラ設定等はこちら。
ウクライナ:ソ連家の次男。開放的な性格だが、力は弱い。しかし、イチモツがめちゃくちゃデカい。一人称は俺。
ロシア:ソ連家の長男。気難しい性格。力が強い。アナルは弱い。激弱。一人称は僕。
ソ連家:ウクライナとロシアが育った家。名家だったが、経済的に苦しくなり、一家離散となる。
時代背景:現代において、一家離散となったソ連家。ウクライナとロシアは永らく別々の道を歩んでいたが、事業に失敗したロシアはウクライナを力でねじ伏せ、金を巻き上げようとする。しかし…
では、第3話…よろしくお願い致します。
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…ロシア。
奴と一対一で会うことになった。
なんでも、金の無心らしい。
しかしロシアの奴が金に困るとは、世も末だ。
金は唸るほどあったろうにな。没落なんてあっという間か。
そんなことを考えながら歩いていると、目的地に着いていた。
待ち合わせの喫茶店に入り、広い店内を見渡す。
…いた。ロシアだ。店の隅で佇む男。
最後に見てから何十年も経っていたが、さすがに兄弟だ。
嫌でも、その男こそが俺の兄であることはわかった。
「よ、兄貴。」
俺は努めて陽気に声をかけた。
…兄貴が纏っている空気が余りに陰気で、雰囲気に飲まれそうだったからだ。
ロシアは、重い口を開く。
「…ああ、久しぶりだなウクライナ…元気そうでなによりだ。」
相変わらず陰気くさいしゃべり方をする奴だ。
幼い頃から、兄貴とは決定的に性格が違う。
俺は兄貴の陰気さが嫌だったし、兄貴は兄貴で俺の脳天気さを煙たがっている節があった。
「うん、まあお互いとりあえず元気そうじゃんか。で、なんの話だい?」
俺は、ロシアに用件を話すよう促した…
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以上です。
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