オススメ本 カエルの楽園 百田尚樹様
2019年5月3日

オススメの本として、今回は「カエルの楽園」をご紹介。著者は百田尚樹様です。
絵本チックなほのぼのした表紙と題名からは思いもよらないハードな内容です。著者を見れば、わかる人はわかるんでしょうが。
物語は、とあるカエルの国で、平和の呪文のようなものを唱えていれば未来永劫平和が保たれる、と主張する方々で構成された世の中から始まります。
それに疑問を感じた一部のカエルが、色々と現実を目の当たりにして、平和の呪文を唱えるだけではダメだと主張しますが、その声はかき消され…結果カエルの国は…といった展開。
それぞれ現実にある国(日本、アメリカ、中国等)がモチーフと思われるキャラクターが登場します。
まとめると、安易な憲法の盲信や武装放棄に警鐘を鳴らす、現状の我が国がおかれた状況の一面を簡単に理解できる、名著だと思います。
百田さんは、何かと過激(一部、ですけどね)な発言が取り沙汰されていますが、言っていることには一理ある面も。
未読な方は是非!