旧優生保護法について いかに考えるべきか?


旧優生保護法について、合意の有無を問わず救済される法案が、議員立法により可決しました。一人あたり320万円の一時金が支払われるそうです。

さて、この優生保護法とはどういうものなのでしょうか?以下、ウィキより。

1907年アメリカ合衆国インディアナ州で世界初の優生思想に基づく中絶・堕胎法が制定された。それ以降、1923年までに全米32州で制定された。カリフォルニア州などでは梅毒患者、性犯罪者なども対象となったこともあった[。優生学は20世紀には世界的に国民の保護や子孫のためとして大きな支持を集めていた。日本では戦後の当初は1948年(昭和23年)に優生保護法という名称で施行された。この法律は、戦前の1940年(昭和15年)の国民優生法と同様優生学的な色彩がある法律である。

明治刑法が「墮胎の罪」を定めて中絶した者には刑事罰を与えていた一方、国民優生法は、「国民素質ノ向上ヲ期スルコト」を目的とすることを謳って親の望まぬ不良な子孫の出生と流産の危険性のある母胎の道連れの抑制、多産による母体死亡阻止を目的とし、日本では中絶という行為が宗教的タブーであるとは見なされていなかったため、出産という女性への選択肢の位置づけがなされていた[。状況によっては家族や後見人中央優生審査会、地方優生審査会に手術申請を行うことや、中絶や放射線照射の処置を可能としていた法律である。なお当時存在した日本優生学会(1925年創立、阿部文夫岡本利吉、他)では同法に併せて不妊手術の状況を報告し、また人口増加問題も論じている。

しかし、戦後の優生保護法においては、戦後の治安組織の喪失・混乱や復員による過剰人口問題、強姦による望まぬ妊娠の問題を背景にし、革新系の女性議員にとっては、妊娠中絶の完全な合法化させるための手段である側面があった。1946年(昭和21年)4月10日に行われた戦後初の選挙である第22回衆議院議員総選挙で当選した革新系の女性議員らは、第1回国会において国民優生法案を提出した。日本社会党福田昌子加藤シヅエといった革新系の政治家は母胎保護の観点から多産による女性への負担や母胎の死の危険もある流産の恐れがあると判断された時点での堕胎の選択肢の合法化を求めた。

彼女らは死ぬ危険のある出産は女性の負担だとして人工中絶の必要性と合法化を主張していた。加藤などは外国の貧民街を見て帰国直後の1922年には社会運動に理解のあった夫と日本で産児調節運動を開始していた。石本静枝として産児制限運動を推進するなど母胎保護には望まぬ出産への中絶の権利や母胎への危険のある出産を阻止する方法が女性に必要だと訴えていた[

障害者への強制不妊手術

障害者は度重なる性的暴行事件の加害者や被害者になるいう意見、また加害者の法的責任能力の欠如といった批判、そしてそれらの報道に触れる、等の負担増加などを理由とした親族らが、障害者への中絶や不妊手術を希望したり、容認した。齋藤有紀子はこの親族らの考えは世界的に珍しくなく、中絶の合法化された国家で障害を持つ子供を妊娠した時点で中絶を選択する率がどこの国家も高いことから、障害者の要望とその親族の要望では、親族の要望が優先されていると指摘している。

以上、ウィキより一部抜粋。

時代背景もありますが、要は国や子孫のため、優生と考えられるものを種として残していこうという哲学のもと、世界的に存在した法のようです。

これに人口増加問題や、望まぬ妊娠、母胎保護、先天的な障害等の様々な考えが入り混じり、複雑な様相となっていきます。

なお現在においては、優生保護法は母体保護法と名を変え、優生手術は「不妊手術」と名を変えています。

この件について皆様はどう考えるでしょうか?

「優生」を人類の思い上がりと捉えた場合、障害等に対する差別的な、許されざる法律、という見方ができます。生まれる子どもに罪はない、とも言います。

一方で国や子孫の発展のため、当時の科学で「是」とされたことであると捉えた場合、これも必要悪と見ることもできます。確かに一部の病は遺伝する可能性が高いとも言われます。

つまり、おそらくこの法律については、様々な立場の方にとってそれぞれの正義があり得る問題なのではないでしょうか?

私は、この件でもうけているのは誰か?またこの一時金が不当な輩に渡らないか?そこについては、厳しく見つめる必要があると考えています。


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