働き方改革!? ITで効率化とかんぽのやらかし

こんばんは。働き方について、気になる記事を発見しました。今回は2本立てです。

元記事はこちら。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000119-jij-bus_all
さて、ニュースの内容。
損保ジャパンにおいて、ITを活用して業務を効率化。削減した4000人を、介護分野などを手がけるグループ企業に配転するそう。なお4000人とは、全体の約15%に相当。希望退職者は募集せず。人件費は年約100億程度圧縮できる見通し。
このニュース、皆様いかに感じますか?
素直に受け止めるなら、IT技術により業務が効率化されますよね。
余った人は「人間にしかできないこと」をやるべく、再分配される。
特に親企業の経営者は人員を整理できてハッピー。
従業員も「人間にしかできないこと」を割り当てられ、やりがいが上がってハッピー。
となります。ただ、現実は…多分そうはいかないのではないか。
気になるのが「人件費の圧縮」です。
ひねくれた見方としては…
これまでグループの余裕あるお金で、ある程度ゆとりある仕事が出来ていた従業員さん。
しかし、IT化で仕事がなくなる。
これにより、グループ子会社に左遷され、やりたくない又はキツい仕事を低賃金でやらされる。
得するのは親企業の経営陣ばかり…
…ってなことになりそうではないでしょうか?
今は、産業改革時のような過渡期な気がします。
これから先、しばらくは働き方改革もは痛みを伴うだろうな…と思う次第です。
人間にしかできない仕事で、食いっぱぐれないだけの能力を身につけるのが、これから生きていくのに必須でしょうね。それがどんな仕事か…考えることから勝負は始まっているのかも。
ちなみに私の本業も、多分無くなるやーつです(笑)副業がんばらな…
さて、2つ目のニュースはこちら。関連でもないのですが、保険関連で気になったので。

元記事はこちら。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000121-jij-bus_all
ニュースの内容はこんな感じ。
かんぽ生命保険が、保険の乗り換え販売で支払い保険料が上がるような、顧客に不利益となる可能性のある販売をしていたことが明らかに。その件数は昨年11だけで約5800件に上っていたそうで。 日本郵政の社長は定例会見において謝罪。明確な法令違反とは認識していないが、今後の反省材料にするとのことです。
これは…どうなんでしょう。
どんな保険会社でもありそうですよね…
顧客からしたら明確な背任行為なんですが。しかし保険の窓口なんかで競争が激化してくると、これまでの顧客から少しでも売上を得たいのも人情。
これは想像ですが、色々特約をつけて最終的に金額が上がる、みたいな仕組みで販売しているのかも知れませんね。
消費者としては、そんなことも念頭において、賢くチョイスしなければいけませんね。
保険というビジネスモデルが、そろそろ限界なのかなぁ…
でもお金を集めるのに、こんなに良いモデルがなかなか無いですよね。
というわけで、気になるニュース2本でした!