コロナウイルス対応から考える危機管理~他人事とするなかれ~
2020年4月4日

なーんかよくわからん最近の日本におけるコロナウイルスの対応。
旅客船の対応は良かったとは思うのですが。
その後の学校休校依頼やら、マスク配布やら、30万円配布(収入激減の申告制?)やらの対策が、どうも場当たり的というか、散発的に見えてしまう。
その理由は、やはり政府の指示の根拠というか、依頼の説明が弱いのかなと。
日本人の特性的に「言わなくてもわかるだろ…?」がまかり通る世界なのですが、今回に限ってはそれは通らない。
何故なら、緊急事態宣言による民権の制限をかけずに、依頼で済ませようとしているため。
自己責任のもとに依頼で済ませるなら、せめて依頼の根拠とか理由を明確にするべき。
でないと、正しい行動をしようがないんですよね。
例えば、学校休校だって、若者にはコロナウイルスは大してダメージないんじゃないのって話になりますし。
本当は、若者が無自覚の保菌者になって老人等にばらまくのが怖いのですが。そのあたりをちゃんと言わないと、Twitterで流れているような「無責任だらけの日本人」になってしまう。
緊急事態対処って、平和ボケした日本人にとって、一番の難所なのかも知れない…気がします。
民主主義も中途半端だしなあ…なんか、日本の民主主義って、権利ばっかりに寄りすぎな気がするんですよね。義務を果たさねば。特に緊急事態では、欲しがったり批判ばかりでなく、自分で建設的に動くべきだと思うのです。
ちなみにこの動画を見て、今回の記事は書きました。
ドイツのメルケル首相のスピーチを分析されているのですがわかりやすくて面白い。
ドイツってなんだかなんだであのヨーロッパで生き残ってきただけある。
立派な大国やなあ、といった感じ。
緊急事態を忘れて平和ボケした民衆に、明日は来ない…のかも?